電気温水器からエコキュートへ交換するとお得?初期費用・ランニングコスト・10年間の費用を比較
電気温水器からエコキュートへの交換を検討している方へ。初期費用だけでなく年間の電気代、10年間のランニングコスト、2026年補助金まで比較して解説します。
電気温水器からエコキュートへ交換すると本当にお得?
「電気温水器を長年使っているけれど、エコキュートへ交換した方がいい?」
「エコキュートにすると電気代はどのくらい変わる?」
「本体と工事費がかかっても、長い目で見るとお得なの?」
電気温水器からエコキュートへの交換を考えるとき、交換時のイニシャルコストだけでなく、交換後のランニングコストまで比較することが重要です。
電気温水器とエコキュートは、どちらも電気を使ってお湯を作ります。
しかし、お湯を沸かす仕組みが大きく異なります。
電気温水器は主に電気ヒーターの熱でお湯を沸かすのに対し、エコキュートはヒートポンプで空気中の熱を取り込み、その熱を利用して効率よくお湯を作る仕組みです。
そのため、エコキュートは電気温水器と比較して給湯に必要な電気代を抑えられる可能性があります。
この記事では、初期費用だけではなく、
初期費用 → 年間ランニングコスト → 10年間の費用 → 2026年補助金
まで順番に比較します。
まず結論|電気温水器は「今後の電気代」まで比較する
電気温水器からエコキュートへ交換すると、新しい機器の購入費や交換工事費が必要になります。
そのため、交換時にはまとまった初期費用が発生します。
しかし、現在使用している電気温水器をそのまま使い続ける場合にも、毎年の給湯にかかる電気代があります。
ダイキンも、一般に電気温水器は初期費用を抑えやすい一方、エコキュートはランニングコストを抑えやすいという違いを説明しています。
つまり、
「交換するといくら?」だけでなく「交換しない場合、これから電気代はいくらかかる?」
まで比較することがポイントです。
電気温水器とエコキュートは何が違う?
大きな違いは、お湯を作る方法です。
電気温水器
電気ヒーターを使って水を直接加熱します。
イメージとしては、大きな電気ポットに近い仕組みです。
エコキュート
電気だけで直接水を加熱するのではなく、ヒートポンプユニットで空気中の熱を取り込んでお湯を作ります。
ダイキンも、エコキュートについて「自然冷媒を使って空気中より熱を効率よく集めてお湯を作る給湯システム」と説明しています。
この仕組みの違いが、ランニングコストの差につながります。
電気温水器からエコキュートへの初期費用
交換時には、エコキュート本体だけではなく工事費も必要です。
特に電気温水器からエコキュートへ交換する場合は、
既存電気温水器の撤去・搬出、エコキュート本体・リモコン、貯湯ユニット設置、ヒートポンプユニット設置、給水・給湯配管、追いだき配管、電気工事、基礎、搬入条件
などによって費用が変わります。
そのため、「エコキュート本体○万円」という表示だけでは実際の交換総額を判断できません。
詳しい交換工事については、エコキュートンの電気温水器からエコキュートへ交換できる?でも解説しています。
年間ランニングコストはどれくらい変わる?
ここが今回の記事で最も重要なポイントです。
電気温水器からエコキュートへの交換は、初期費用だけを見ると負担が大きくなる場合があります。一方、エコキュートは空気の熱を利用して効率よくお湯を作るため、電気温水器と比較して給湯にかかるランニングコストを抑えられる可能性があります。そのため、交換費用だけでなく、年間電気代や長期間使用した場合の総費用まで比較することが大切です。
三菱電機が公開している買い替え資料では、一定の試算条件において、

| 給湯設備 | 年間ランニングコストの試算例 |
|---|---|
| 電気温水器 | 約170,000円 |
| エコキュート | 約44,000円 |
| 年間差額 | 約126,000円 |
つまり、この試算条件ではエコキュートの年間給湯ランニングコストは、電気温水器の約1/4です。
年間差額は約12.6万円。
月平均に単純換算すると、約10,500円相当の差になります。
ただし、ここは非常に重要です。
これは特定機種・特定条件によるメーカー試算であり、すべての家庭で年間12.6万円安くなるという意味ではありません。
実際には、地域・電気料金プラン・家族人数・お湯の使用量・設定温度・機種・使用方法などによって変わります。
10年間ならどれくらいの差?
先ほどの三菱電機の年間試算を、料金が変わらないと仮定して単純に10年間へ延長してみます。
電気温水器
約17万円 × 10年
= 約170万円
エコキュート
約4.4万円 × 10年
= 約44万円
ランニングコスト差
約170万円 − 約44万円
= 約126万円
となります。
つまり、この条件で単純計算すると、10年間の給湯ランニングコストに約126万円の差が生まれます。
もちろん10年間、電気料金が現在と同じとは限りません。
また、故障・修理・機器寿命などもあるため、実際の10年間の総費用を保証する数字ではありません。
それでも、電気温水器からの交換では「初期費用だけで判断してはいけない」理由が分かりやすい比較です。
本当に比較したいのは「10年間の総費用」
ここで大切なのが、
初期費用とランニングコストを別々に考えないことです。
本来比較したいのは、
導入費用 − 補助金 + 使用期間中の電気代 + 修理・メンテナンス費
です。
例えば、エコキュートへ交換すると最初に数十万円の費用が必要だったとしても、その後の給湯電気代が年間で大きく変われば、長期的な総支出は変わってきます。
反対に、お湯をほとんど使わない家庭などでは、ランニングコスト削減効果も小さくなる可能性があります。
だからこそ、エコキュートンでは「エコキュートに替えれば必ず○年で元が取れる」と一律には考えません。
現在の電気温水器・家族人数・お湯の使用量・設置条件などを確認して考えることが大切です。
【2026年】電気温水器からの交換は補助金にも注目
2026年の「給湯省エネ2026事業」では、対象となるエコキュートの導入に、
基本額:7万円/台
さらに性能要件を満たす対象機種には、
性能加算:+3万円/台
が設定されています。
さらに、今回のテーマで重要なのが電気温水器の撤去加算です。
対象となるエコキュートの設置に合わせて既存の電気温水器を撤去するなど、制度要件を満たす場合には、
電気温水器撤去:+2万円/台
の加算があります。
したがって、条件をすべて満たすケースでは、
7万円+3万円+2万円=最大12万円/台
となる場合があります。
ただし、撤去加算には別枠の予算があり、予算上限に達すると終了予定です。また、対象機種・工事時期などの条件があります。
370L・460Lは交換時に見直す
電気温水器が460Lだからといって、次のエコキュートも必ず460Lにする必要はありません。
交換時点で、
お湯を使う量・現在の家族人数・入浴時間・シャワーの使用状況・来客や帰省の頻度・今後の家族構成
まで確認します。
実際にエコキュートンでも、岸和田市の施工で460Lの電気温水器から370Lのエコキュートへ変更した事例があります。
「今までと同じ容量」ではなく、現在の暮らしに合った容量へ見直せるのも交換時のポイントです。
設置スペースも確認する
電気温水器からエコキュートへ交換する際には注意点があります。
エコキュートには、
貯湯ユニット+ヒートポンプユニット
が必要です。
現在の電気温水器のタンクが置かれているスペースだけではなく、ヒートポンプユニットの設置スペースも確保しなければなりません。
さらに基礎・配管・電気設備・搬入経路・住宅周辺の生活動線なども確認します。
設置場所が限られる場合には、薄型エコキュートも選択肢になります。
電気温水器からエコキュートへの交換相談で撮ってほしい写真
エコキュートンへご相談いただく際には、
① 現在の電気温水器全体
② メーカー・型番が分かる銘板
③ 電気温水器周辺と配管
④ 浴室・台所リモコン
⑤ ヒートポンプユニットを設置できそうな場所
⑥ 搬入経路
などが分かる写真をご用意いただくと、確認がスムーズです。
特に電気温水器からエコキュートへ変更する場合は、新しくヒートポンプユニットをどこに置くかが重要です。
大阪府で電気温水器からエコキュートへの交換をご検討の方へ
エコキュートンでは、単純に古い電気温水器を新しい給湯器へ交換するだけではなく、これからのお湯の使い方まで考えて機種をご提案します。
和泉市で交換をご検討の方は、和泉市のエコキュート交換・設置ページもご覧ください。
「460Lから370Lに変更できる?」
「電気代をどれくらい抑えられそう?」
「2026年の補助金を使える?」
「今の場所にエコキュートを設置できる?」
といったご相談も承っています。
現在の電気温水器全体・型番・周辺スペースの写真があれば、よりスムーズに確認できます。
相談・見積もりは無料です。
運営:株式会社カネマル(建設業許可 大阪府知事 許可(般-5)第150282号)
〒594-0083 大阪府和泉市池上町3-14-81/0120-077-660(9:00〜18:00・月〜土)
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